ソフトバンクの事業への投資とうそをつき、会社経営者から12億円をだまし取ったとして同社元統括部長の清水亮容疑者(48)ら3人が詐欺容疑で逮捕された事件で、警視庁は28日、同じ手口で別の会社経営者から2500万円を詐取したとして3人を詐欺容疑で再逮捕し、発表した。認否は明らかにしていない。
ほかに再逮捕されたのは同社元課長の枡田健吾(42)、元アパレル会社代表取締役で風俗店従業員の森田真伍(41)の両容疑者。捜査2課によると、3人は共謀し、2021年12月~22年1月、会社経営の30代男性に対し、ソフトバンク本社会議室で虚偽のビジネスの資料を提示し、投資の名目で現金2500万円を振り込ませ、だまし取った疑いがある。
うその説明会は計20回以上開かれ、計約40人が参加した。警視庁は、3人が別に計約1億円を同様にだまし取っていたとみて調べている。(福冨旅史)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル